野口は、「世代交代」の波に飲み込まれる

　ロンドンオリンピック選考をかけた名古屋ウィメンズマラソンは、尾崎選手が日本人ではトップという結果になった。尾崎自身としては、オリンピック選考レースでの「三度目の正直」という形となって、これまでの悔しさを晴らしたというところだ。

　カムバックが期待された野口みずきは、６位に終わった。序盤で、先頭集団から離されるも、終盤追いついて、一時、先頭争いにも加わったが、３５キロ手前で、再び遅れて、追いつくことはなかった。
　まあ、４年余ぶりのフルマラソンということで、心配はされていたが、期待もあった。

　しかし、世代交代の波にはかなわなかったというところだろう。