負けないヤクルト、今年はどうしちゃったんだ？

　今年のプロ野球、セ・リーグでは、現在、東京ヤクルトが、首位快走中である。

　昨日現在で、２位阪神に７．５ゲーム差をつけている。７８試合中で、勝ち星の差は、３しかないのだが、ヤクルトは、引き分けが１１もあるのが、２しかない阪神との大差の理由である。

　昨日の試合でも、ヤクルトは、ナゴヤドームで中日と対戦し、０－１で勝っている。中日は、ナゴヤドームでは強く、対阪神となるとナゴヤドームでは、９割近い勝率を挙げているのに、昨日は、ヤクルト相手に、完封負けである。

　今年ヤクルトは、なぜ、こんなに強くなってしまったのか？

　成績を見ると、得点２６１、に対して、失点２６３と、得点のほうが低いのに、この成績だから、いわゆる「試合運びが旨い」ということが窺われる。
　また、チーム打率が　０．２５４で、セ・リーグ一位であることから、打線が好調なことも窺わせる。また、新加入の、バレンティンが、ホームランを１９本も打っていることも大きい。

　まあ、そんなこんなで、あと残り７０試合を切ったところで、ゲーム差７．５というのは、けっこう大きい。

　これまで、阪神のライバルは、巨人か中日と決まっていたのだが、両チームは、現在４位５位と低迷している。

　現在阪神は、甲子園を高校野球に明け渡して、長期ロードに入ったところだが、昨日は、辛くも巨人に１点差で勝ったが、この先は苦しいだろう。対ヤクルト戦、対中日戦が待っている。

　いま中日はヤクルトと３連戦中なのだから、残り２試合は、ヤクルトに勝ってほしいものである。