阪神×ヤクルト３連戦の見所

　昨日、阪神×ヤクルト戦は、阪神が、２－１で、かろうじて勝った。

　勝つには勝ったが、最終回、藤川をストッパーとして出したものの、満塁押し出しで１点を与えてしまった。きっかけは、サード新井のエラーからなのだが、得点差の少ない時には、こういうエラーが、命取りになることがあるものだ。
　藤川については、往年の１５０キロを超える伸びるストレートでバッタバッタと三振を取れる投球は影を潜め、並みの投手になってしまった感じだ。それでも、２点差で出てきて、勝利をもたらしたのだから、偉いといえば偉い。ただ、３３球も投げているので、今日への影響はどうか？

　これで、阪神は、３連戦の初戦を勝って、焦点は、３連勝できるかどうかの、今日二日目の勝負にかかってきた。勝てば、勝率５割に戻し、首位ヤクルトとのゲーム差は６。これで、明日も勝って３連勝できれば、ゲーム差は５となって、いよいよ、首位の座が迫ってくる。

　しかし、今日負ければ、ゲーム差は、再び８と広がり、首位の座が遠のく。今日負ければ、明日勝っても、ゲーム差は７だから、これは厳しい。

　３連戦で３連勝するのは、なかなか難しいが、今の阪神は、打線があまり好調ではないので、登板投手の出来次第、ということになろう。昨日の久保のように、後半まで、無失点で我慢してくれれば、勝機は十分あるだろう。