プロ野球後半戦開始、阪神優勝の可能性は？

　三日前からプロ野球の後半戦が始まって、阪神は、目下の敵・中日と対戦し、２勝１敗として、リーグ戦単独２位のポジションをキープした。しかし、首位ヤクルトとのゲーム差は、７もある。

　そこで、今年の阪神に優勝の可能性はあるのだろうか？

　戦力的には、投手陣は、スタンリッジ、メッセンジャーの両外国人投手が頑張っており、そこへ能美と磐田が、まあまあの成績で続いており、チーム全体の防御率は２点台だから、まずまずだろう。

　問題は打線で、チーム打率こそ、そこそこ高いものの、得点圏でのタイムリーヒットが少なく、残塁や併殺でチャンスを潰すことが多いので、勝ち進んでいくためには、今後は、集中打を打てるかどうかが鍵だろう。

　そこで、残り、７０試合程度を、いまの、２勝１敗ペースでいくとどうなるか？　このペースだと、あと３６勝はできることになるが、そうなると、結果は８２勝。現在首位のヤクルトも、２勝１敗で行けば８６勝になるから追いつかない。また、ヤクルトは、引き分けが９もあるから、１の阪神に比べこれが大きい。

　そうなると、現在の７ゲーム差を縮めるため、途中何回か、５連勝くらいは重ねないと、追いつかないことになる。阪神が、８６勝するには、平均すれば、３勝１敗ペースでいかねばならない。

　そこで、今日からは甲子園で対横浜戦だが、最下位横浜は、阪神と言うとなぜか不思議と頑張りをみせて勝ちに来るので、現在対戦成績は五分なのだ。あなどれない。
　この間、ヤクルトは巨人と３連戦、中日は広島と３連戦で、贔屓目で見て、巨人が２勝１敗、中日は１勝２敗というかたちで、阪神が首位とのゲーム差を縮めて、３位以下に追いつかれないためには、対横浜３連勝しなければならない！

　まあ、メッセンジャーは勝つとして、残り２試合、誰か勝てる投手を出せるか？　鶴投手が五分五分というところだろうが、あと１試合、どうするか？　

　目が離せない。