阪神、明日から、命運を決する６連戦

　阪神は、明日から、東京ドームで巨人との３連戦、金曜日から、甲子園でヤクルトと３連戦がある。

　現在阪神は、首位ヤクルトから、５．５ゲーム離されて３位。２位巨人とのゲーム差は、０．５。

　この対巨人３連戦の阪神投手陣は、能見、スタンリッジと、後一人。

　巨人は、ゴンザレスと内海と、後一人。

　どちらも、いずれも、好投手で、どちらもそれほど点は取れないと見る。
　そこで、打撃陣だが、巨人は、ラミレスがやや体調不良で、打撃不振だが、不振の底から上がってきた小笠原が絶好調。高橋、安部も良い。

　対する阪神は、４番新井が、４番の仕事をしていない、チャンスで打てない、勝てないということに。ブラゼルも、調子は良くない。良いのは、小粒な、平野と、鳥谷くらい。

　しかし、この３連戦は、シーズン後半戦に入って、最大の２位決定戦。阪神は、悪くても２勝１敗でいって逆転しなければならない。

　そのためには、打てない打線をカバーするために、能見とスタンリッジに、最大限頑張ってもらわねばならない。８回までは無失点で行ってほしい。そうすれば、打てない打線も、１点くらいは取れるだろう。後９回は、対横浜線で、調子を上げていた藤川が締めるだろう。

　ここで、２位に上がって、そして金曜日からの、対ヤクルト３連戦を迎えてほしい。

　甲子園だから、雨も気になる。今の予報では、雨混じりだが、試合敢行に影響するほどかどうか。

　まあ、３連戦出来たとして、阪神投手陣は、磐田、久保、メッセンジャーだろう。対するヤクルトは、石川、由規、館山だろう。このヤクルトの３投手は手ごわい。

　阪神は、甲子園という地の利を生かして、やはり、何としても悪くても２勝１敗で、ゲーム差を１でも、縮めてほしい。

　この６連戦で、２勝４敗以下の成績で首位から離されると、今後が苦しくなる。

　何としても、勝ち越してほしい。