阪神、生き残りには微妙な△、ヤクルトは●

　２３日行われた、阪神×巨人戦は、４－４の引き分けに終わった。

　経過は、阪神先発・能見が、３回までは抑えていたのだが、打順が２順目に入った４回５回に３失点した。打線は不調で、巨人先発・西村の前に、５回まで無得点。６回に１点返したが、すぐにまた突き放される苦しい展開。
　漸く８回になって、２点を返し１点差と迫り、９回に鳥谷のタイムリーで同点としたが、続く、新井、ブラゼルが凡退し、勝つことはできず、引き分け。まあ、負け試合を負けに終わらせず引き分けに持ち込めたのは評価できるが、９回に４番・５番で勝ち越せないというのは、どうにも情けない。

　これで、ヤクルトは中日に負けたので、ゲーム差は０．５縮まって８となったが、阪神は、残りゲーム数が２８である。ほとんど勝ち続けないと優勝はできない状況に追い込まれている。

　まあ、先ずは、明日明後日の対巨人戦に連勝して３位になれるか、どうかだ。その意味で、今日引き分けて負けなかったのは最低限の結果で、もし明日以降、負けが込むようでは、クライマックス・シリーズにさえ出られなくなろう。

　頑張ってほしいものだ。